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​ティンビラ

ティンビラtimbila(単数形はmbila)はモザンビークのショピ民族の楽器で、音高の異なる数種類の木琴の総称です。通常、大合奏の形態で演奏されます。ティンビラは、多くの場合、電気の届かない村で手作業で製作されており、素材はほとんどが天然のものです。音板はムウェンジェと呼ばれる硬い木、共鳴器はマサラと呼ばれる甘い実を乾燥させたものでできています。

ティンビラの調律は、隣り合う音板の音高差がほぼ均等な7音音階であると説明されてきましたが、現在は長音階に近い調律も多くみられます。

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